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甲子園会館(登録有形文化財)

甲子園会館は、昭和5年甲子園ホテルとして竣工し、その後海軍の病棟、米軍の将校宿舎を経て国に接収された後、昭和40年、武庫川学院が譲り受け教育施設として再生しました。
中央に玄関・フロント・メインロビーを置き、左右に大きく食堂と宴会場を張り出し、その両翼の上階に独立性を保ちながら集約された客室群を階段状に配したライト式建築の建物です。
設計は、フランク・ロイド・ライト(米・1869〜1959)の愛弟子遠藤新(1889〜1951)の手になり、当時、帝国ホテルのマネージャーで、ホテル界の第一人者といわれた林愛作(1873〜1951)の理想に基づいて設計されました。2006年4月から武庫川学院新設の生活環境学部建築学科(大学)、生活環境学研究科建築学専攻(大学院)のメインキャンパスになっています。
見学は事前申し込みで可能ですので、是非、見学されては・・・。すばらしい建物です。

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