築35年の典型的な大阪長屋のリフォーム事例/2011
間口2間、奥行き7間の木造2階建ての建物です。息子さん二人が独立し、夫婦二人と愛犬「プー」との住まいです。
5年後の定年を見据え、これからの暮らしを快適に過ごしたいとのご希望で1階部分の改修工事となりました。
既存の間取りは中央に水回りと階段、北に和室六畳とダイニング、南に洋室と玄関。水回りは五年前にリフォーム済みです。
ご相談を受けすぐ耐震診断を行いました。
基礎は比較的にクラックが少なく、耐震壁を設け耐震補強をすることにより、リフォーム可能という結論になりました。耐震補強として筋交いの追加・耐震壁の追加、そのほか壁・床に断熱材、床暖房の設置を行いました。屋根瓦は今のところ問題なかったですが、外壁は経年変化で痛みが激しく、外壁塗装と樋のかけ替えも工事をする事になりました。
間取りでは、南にダイニングと玄関、北に居間と将来寝室にもできる和室六畳に変更しました。光があまりはいってこない北側には、トップライトを設けました。
「キッチンを広く!」が奥様の長年の夢でした。また、車は利用しないとのことで、南には物干し場兼用となるデッキを設けました。洗濯動線もスムーズになりました。
この完成写真は施主さんからお送りいただきましたが、愛犬「プー」ちゃんも一ヶ月半ぶりで、当初は落ち着かない様子でしたが、気に入っていただいた様です。もちろんご夫婦も大変喜んでいただいています。
2011/大阪市/リフォーム工事/木造 2階建/ご家族はご夫婦+愛犬「プー」
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