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新井律子建築設計事務所は関西で住宅の設計を中心に仕事をしています。

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WORKS/住宅・新築

|住宅・新築|住宅・リフォーム店舗・医院・マンション


玄関アプローチと石積み花壇
2020年7月、年末完成予定のハウスメーカーの自宅の外構デザインを依頼されました。
玄関アプローチ・擁壁・フェンス・カーポートなどです。工事は翌年1月中旬から始め2か月かかりました。
自然石と豆砂利洗い出しの玄関アプローチは味わいがあります。石積み花壇も、素敵に出来上がりました。
低木が植えられましたが、ご自身で少しずつお花を植えられると思います。これからが楽しみです。

DATA
2021/大阪府吹田市/外構工事
暮らし方研究会
共同作品




 

 

「先祖の主屋を資料館に…」

 平成28年10月、施主の大西さんご兄弟から「明治時代から引き継いできた屋敷を残すため、様々な手を尽くしてきたが止むを得ず解体することを決断した。そして敷地の一部に母屋の古材を活用して資料館を新築したい…」とのご相談を受けました。ご相談から住宅の調査・解体・造成・建築工事と完成まで約1年半を費やしました。
 大西家住宅は豪農の屋敷として資料価値が非常に高いため、まず建物の資料を残すための調査を京都美術工芸大学工芸学部 井上年和先生にお願いしました。結果、新築された資料館の土間に大西家住宅の主屋の模型が展示されることになりました。また資料館そのものは主屋の5分の1の規模です。

               大西家住宅の主屋の模型

 資料館の様式は予てより暮らし方研究会でシリーズ化していた「日本の民家」のプランをご提案。共感と賛同をいただき資料館としての仕様にアレンジして着工・竣工しました。
何処か懐かしい日本民家の外観と典型的な民家の間取りを踏襲し、解体された主屋の大梁・柱・天井板・建具を活用することと併せて、伝統と歴史を伝えるに相応しい重厚さと安定感が再現されたと自負しています。更に、土間には三和土、壁は弁柄色とし、130年間住人と連れ添った懐かしい主屋の雰囲気を少しでも感じていただけたなら幸いです。
 施工をお願いした野原工務店さんには1年間にも及ぶ作業場での古材の管理、そして古材の再活用と大変なご苦労をおかけしました。約7ケ月の工事期間中に丁寧な仕事ぶりを拝見できたこと、素晴らしい職人さん方に出逢えたこと、主屋の解体工事、古材の生け捕り、造成工事、古材を使った工事、などなど大変貴重な体験をさせていただき心に強く残る現場となりました。
詳しくはこちら
DATA
2018/大阪府摂津市/新築工事/木造軸組工法2階建/延床106.45u(32.2坪)
暮らし方研究会
共同作品

    
「終の棲家」に憧れて

 施主ご夫妻は、暮らし方研究会が長年提唱を続けている「終の棲家」の基本概念「住居は丈夫で質実剛健、小さく建てて大きく暮らす…」「住居は憩いの場、人間性を養う場」「生活は自然に学び謙虚で素朴に…」「三世代を住み継げる…」などに共感され、お若いうちから「終の棲家」を住居にする選択をなさいました。
  「終の棲家」の住宅プランの原点は、親子二代に渡り米国の著名な建築家W.M.ヴォーリズ氏の薫陶を受けた故吉村康雄さんのご自宅と暮らし向きがモデルになっています。全体プランにある、平屋ベースの二階建て・シンプルな間取り・内部の構造現し・杉材の質感と香り、等々が特に気に入っていただけたようです。
  ご家族構成は、小学校教員で36歳のご主人、支援学校教員の37歳の奥様、3歳の男の子、1歳半の女の子の計4人です。身長188センチの長身でギターがご趣味のご主人、小柄で料理好きの可愛い奥様、ご夫妻共に子供が健やかでのびのびと暮らせる住居を…とのご要望をいただきました。
  大柄のご主人からは、浴室とトイレは広め、天井は高く、土間のある広い玄関、収納はたっぷり、親近感を抱かせる懐かしい木の家を…とのご希望がありました。奥様からは、小さな家でちゃぶ台を中心に家族がワイワイと楽しく、仲良く暮らせて夢が膨らむ住居を…とのご希望でした。
  土地の選定には約一年間を費やし、やっと島本町に40坪の土地が見つかりました。西と北が道路に面する角地ですが、南側には古い住宅が既に建っており、南からの採光を如何にするかが課題でした。西日対策には深い庇を設け、夏には簾をかけることにしました。西側に設けた縁側はご近所のお友達が来られた時の玄関にもなり、ご家族の日向ぼっこや夕涼みの場として大いに利用価値が高まることでしょう。
  ご家族が健康で愉しく暮らせる理想の住まいを施主さんと一緒に実現できればと、現場監督さんや大工さんに無理を言いながら、基本概念通りの「終の棲家」が完成したと自負しています。
   詳しくはこちら
DATA
2017/大阪府三島郡島本町/新築工事/木造軸組工法2階建/延床115.95u(35.07坪)
暮らし方研究会
共同作品


「和モダンの小さな家」


敷地は新しく購入した土地を含めて約50坪。購入した土地は50センチほど高い段差があり、地盤改良を行いました。南側は古い天神社があり、緑に溢れる借景として恵まれた土地です。
ご要望は、和モダン・シンプル・ユニバーサルデザイン・健康的・自然素材・セキュリティ・光が入り風が通る家(夏涼しく、冬暖かい)等々。
高齢のお母さま(s4)と一緒に暮らされるということで、二階には予備室と納戸のみで、総ての機能を一階に配置しました。大屋根と塗外壁の外観、内部は無垢の木材を多用、もちろん建具は引き戸。吹き抜けのあるリビングダイニングからは天神社の木々が望め、心地よい風が流れます。障子を通して二階の予備室にもつながり開放感のある空間を造り出すことができました。
小さいながらも5ヶ月半もかけた丁寧な施工のおかげで、ようやく完成しました。完成してからも、施主と私と工務店さんのお付き合いは続きます。
長く楽しく、快適に住みこなしていかれることを願っています。

DATA
2013/東近江市/新築工事/木造軸組工法2階建/敷地50.14坪/延床33.57坪/ご家族は親子二人
暮らし方研究会共同作品


「日本の民家」パイロットハウス

「ウッディランド倶楽部」と共同プロジェクトを組んで、熟年向け民家シリーズ「日本の民家」を計画し、名張にパイロットハウスが完成しました。田舎を訪れその佇まいを目にすると、なぜか懐かしさがこみ上げ、郷愁を感じ、心が和む、日本の農家をモチーフにして計画しました。
詳しくは>こちら
DATA
2009/名張市/新築工事/木造軸組工法平屋建/敷地206坪/延床24.04坪/ご家族はご夫婦とお嬢ちゃん
暮らし方研究会
共同作品

「実家の敷地を暮らす」

施主のご要望は「白と黒のシンプルな家」。外壁、屋根とも黒のガルバリウム鋼板を張りました。内壁は白の塗装、床は黒のタイル。全体的にモノトーンでまとめ、実家とは対照的なイメージです。実家と屋根勾配を合わせています。
DATA
2009/東大阪市/新築工事/木造軸組工法 ・2階建/敷地22坪/延床19坪/ご家族は若いご夫婦
暮らし方研究会共同作品

「主役は家族」の家

三方道路の三角の土地で一階を事務所との要望もあり、鉄骨で三階建てとなりました。土地柄やさしい外観との思いで、外壁をレッドウッド張にし、通気工法を採用。内、外部共、経年変化と自ら手を入れながら、より趣のある表情となるよう自然素材を多用しました。特別なデザインは考えず、階段を飾る小さなニッチやペントハウスの窓から差し込む光・風、屋上庭園、オープンキッチンなど普段着のままで、のびのび心地よく暮らせる家を目指しました。 詳しくは>こちら
DATA
2004/阪南市/新築工事/3階建鉄骨造/敷地41.0坪/延床61.7坪/ご家族はご夫婦と長男、次男、三男

「京にたたずむ洋館建築」

京都の古い街並に建つ3階建ての1階がフランスレストラン「マルミトン」、2・3階が住宅の建物です。細長い建物にいかに光を取り入れるかを考え、真中にある階段室にトップライトを設け、そこから台所・洗面に光を取り入れました。奥さんは階段に座り込み星を眺め、「ほっと一息」しているそうです。
詳しくは>こちら
DATA
1999/京都市/新築建替工事/3階建鉄骨造/敷地 35.0坪/延床83.8坪/
ご家族はご夫婦と息子(シェフ)さん

WORKS/住宅・リフォーム

愛着ある住まいを生き返らせる「リフォーム」の仕事が好きです

毎日多くの時間を過ごす住宅は、安らげる空間、次の世代にも受け継いでもらえる価値のある「住まい」であることが大切であると考えます。
戸建てのリフォームの場合、事前の耐震診断が必要です。1981年5月以前の建物については特に重要です。耐震診断に基づいた建物の補強を考慮し、間取り、インテリアなどの打ち合わせに入ります。
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WORKS/店舗・ 医院・集合住宅

住宅以外の設計にも、ぬくもりのある、ほっとできる空間づくりを目指しています。

素敵な方との出会いも楽しみの一つです。
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バナースペース

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