新井家住宅は、新井末吉(1864年〜1936年)が1932年(昭和7年)に迎賓館を兼ねて自邸として建てた純和風建築です。
小高い丘陵の敷地は約7500u(2500坪)あり、南東の方角に七の池を臨んでいます。
1999年(平成11年)7月、奥座敷、座敷、主屋、土蔵、大門、土塀が国の登録有形文化財に登録されました。
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屋敷には全長100mほどの白壁土塀が巡らされています。 |
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大門を入ると、みごとな松の和風庭園があります。 |
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庭園を囲む建物は、コの字型に奥座敷、座敷、主屋で構成されています。 |
左手が座敷、右手が奥座敷 |
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唐風屋根をもつ玄関 |
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土蔵 |
応接室入口 |
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屋根上の「布袋さん」 |
魔除けの神「鍾馗さん」 |
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座敷棟の屋根の猫 |
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正面玄関を入ると、一間の床の間のある13畳の座敷と、10畳の続きの座敷があります。
建物の室内は書院造から発展した意匠が用いられ、精密な組子の明かり障子や格天井など、昭和初期の大工技術の質の高さと上質な材料に恵まれ、落ち着いた佇まいを見せています。 |
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明かり障子 |
13畳の座敷(仏間) |
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廊下を進んだ左手の奥座敷は、一間半の大床の間がある15畳の座敷と10畳の続き座敷、さらに控え室が設けられ、ゆったりと庭を見渡せるよう畳廊下と縁を配しています。
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